夏休み、今年は明けない見通し
7月末、日本付近で発生した超大型で非常に強い休暇・夏休みに関して、気象庁は4日、今年は明けない見通しを明らかにした。例年より長引いたこの休暇に対して、気象庁は「非常に猛烈な休暇」と表現し、休みボケなどに注意を呼びかけていた。
休暇の直撃を受けた小中高生には、「朝起きることができない」、「生徒数名と連絡が取れない」などといった被害は更に拡大しそうだ。宿題ラッシュも激化し、 東京都では登校日にカバンを忘れると言った事態が増加。政府は急遽、全教育機関に対して夏休みの更なる長期化を通達した。
一方で、政府の対応を疑問視する「真の被災者は中高年である。彼らを救済することが大切」と言う声も挙がっている。しかし、気象庁の職員の中にも以前数名と連絡が取れない状況が続いており、「恐らく今年の夏休みは明けないのではないか」という意見が専門家の大多数を占めている。
大阪府の会社員・高野洋一さん(42)は「政府は、街の惨状を見てほしい。だるさがだるさの連鎖となり、復興が難しいことは明らかだ」と語り、政府を批判した。
この夏休みは今後、勢力を縮小しながら自然消滅する見込み。秋の大型連休には再上陸が予想されるが、それまでに何らかの対応が期待されている。