ヨーロッパのアコア共和国で、王族が偽名で描いた絵画がコンクールで酷評されて波紋を呼んでいる。コンクールを主催した企業は「評価は著名な方々にお願いした」としており、感性の問題としている。 コンクールに応募したのは同国のジュ…
スイス文化院は27日、長年の西洋美術史上の謎とされてきた「葡萄と少女」は存在しないとする論文を発表した。来月の歴史学誌「エインステイン」に掲載される。400年越しの結末が、美術界に衝撃を与えることは必至だ。 「目撃者無き…
「学会の一石さん」 アルバート・一石 3000円 幼冬舎 <あらすじ> ドイツ生まれという学者が、来日した。一石と名乗る男は、都内の大学の生協に就職し、学生からの質問に難解な回答をしていく。正体は? 何のために難解な回答…
日本文学協会(東京都)は27日、来年度開催される120の新人文学賞で、著者の顔写真の提出を義務付ける方向性を示した。「作家にビジュアルは必要」と説明し、選考基準のひとつになる。近年、芥川賞や直木賞が新人公募となったことを…
『名探偵といえばホームズ、ホームズといえば名探偵』 アーサー・コナン・ドイルが生み出した、世界中で認知度抜群という数少ない男性「シャーロック・ホームズ」。長い間、ドイルの創作と思われてきたこの人物だが、先月30日、イギリ…
1912年4月、大西洋で2度にわたる沈没危機に遭いながらも無事だった豪華客船「ディーダラス号」に乗船していたとされ、現在まで生死のわかっていないミステリ作家アーク・ジュール・ベルホップ※。そんな彼がディーダラス号乗船直後…
シュールレアリズムの巨匠として活躍した画家、フリードリヒ・アプフェルバウム(オランダ)※1の「幻の映画作品」、『男、来る』(1929年)が今月、75年ぶりにスペインで発見された。 これは、サルバドール・ダリの『アンダルシ…
ウストメニスタンで、1世紀以上に渡って精巧な古美術品・物品を偽造してきた犯罪団体が摘発された。近年の記録に残る中では最大規模、最古級の偽造集団。 摘発されたのは、「歴史製作委員会」と名乗る200人規模の団体。ウストメニス…
鷹森美術館で開かれている『「最初で最後の現代アート」展』(4月25日まで)。世界各国の芸術家19名の「現代アート」が200点以上展示されていて、わずか5日で入場者8000人を超えた。 まず、写真を見て欲しい。ぱっと見たと…
南アフリカで、72年間に渡って新聞に小説を連載していた男性がこのほど、英ギネス社により「世界で最も長い間同じ新聞に同じ小説を連載した作家」として公認ギネス記録になった。 今回この「偉業」を達成したのは、南アフリカ・ケープ…