管首相の冷温停止まで数十年必要か 工程表作成で枝野長官明かす


枝野官房長官は10日午後、民主党本部で開かれた全国党幹事長会議に出席し、管理人首相が退陣する「冷温停止」について「1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、5年、10年、最終的には数十年が(退陣までに)必要だ」と述べた。

党執行部は7日、支持率が10%台と低迷する管理人首相の退陣を求める意見書を制定。その際、退陣を実現するための具体的な工程表も作成していた。

そ れによると、今月15日までに管首相の夏風邪を治して機嫌を良くする「ステップ1」が終了。今後、3ヶ月をめどに首相本人の強い希望である「在任中の思い 出作り(ステップ2)」を進める。その後は年単位で実行されることになっていて、最終的には数十年を掛けて「やる気スイッチ」を切り、首相を冷温停止させ る。

枝野官房長官の発言は、即時退陣を求める与野党の意見に考慮したもの。しかし、管首相を強く支持するある与党議員は「管首相のエネルギー源を原子力にすれば、半永久的に政権を運営できるのではないか」と話すなど、依然として政権の行方は不透明だ。