「人づくり革命省」新設を提言 ホムンクルス研究を推進
有識者で作る戦略タスクフォースは3日、「人づくり革命省」を新設するべきとの提言を取りまとめた。質の高い人口を維持するための効率的かつ有効な手段として、来年度の設立を求めている。
提言は「出生率の上昇が見込めず人口減少も止まらないのが現状。ひいては労働人口の維持は困難」と指摘。その上で「効率的に生命を生み出す方法を挙国体制で研究すべき」としている。
タスクフォースのメンバーは「何もないところから生命体を生み出すことが究極の人づくり」と話しており、実現すれば文字通り「人づくり」に特化した世界初の組織となる見込みだ。
発足にあたってはホムンクルス研究の世界的権威で現役錬金術師のルーカス・フランケンシュタイン氏(スイス)、南極の氷の地下2万メートルから原始生命体を発見したロベルト・モーム博士(イギリス)らを特別顧問として招聘することが有力視されている。