憲法改正、世論は流動的
安倍政権による憲法改正の是非について行った世論調査(政府調べ)の結果、国民大半が反対の姿勢であることがわかった。調査では、憲法9条など改正が議論される項目について行った。
回答の大半を占めた反対派には、「9条など一部だけが『です・ます調』になるのは日本人として許せない気持ち悪さがあるから」というもので95%、次いで「『です・ます調』が嫌いだから」が5%だった。一方で、賛成派の意見としては「日本語は得意じゃないのでどちらでも良い」や「『です・ます調』が好きだから」だった。
しかし、続けての「全面的に『です・ます調』に変えるならどうか」との質問には、賛成90%になるなど、流動的な面も見られた。
「『です・ます調』改正問題」のこの結果を受けて、安倍首相は「国民の声を真摯に受け止め、9条など一部ではなく全面改訂という方向も視野に入れたい。内容の改正とは違う場を設けて議論したい」と前向きな発言をした。