「見えざる黒子」 英の経済用語辞典に登場


日本独特の概念である、黒子(くろこ)にちなんで名づけられた経済用語「見えざる黒子(Invisible a prompter)」が、世界で最も権威のある経済用語辞典『ブランドクリス経済用語辞典』(イギリス・ブリジット出版)の最新版に掲載されることがわ かった。最新版は今月20日に発売される予定で、日本語版の定価は2万1千円。

「見えざる黒子」の定義は、「存在するのに存在 しないように扱われる、見えない裏方。景気の好不調は不確定的に変動するのではなく、第三者(黒子)が裏から操作しているという発見。またそれを見て見ぬ ふりをする政財界人のこと」(同辞典より)で、経済界で20世紀最大の発見とされる。景気を裏で何者かが操作しているさまを見て見ぬふりするという概念が、日本の黒子の働きに似ていることから1999年にアメリカの経済学者が命名した。

同辞典には、「ホリエモン」、「風が吹くと桶屋が儲かる」や「わらしべ長者」、「接待」、「お辞儀」が日本語に由来する単語として掲載されており、「見えざる黒子」で6つ目となる。

日本黒子協会の会長の話
「……………………。………………………」(黒子なんてこの世に存在しません。中の人も後ろの人も、そんな人いませんのでコメントしようがありません)