若い女性の肉を喰う男が出没 ドイツで混乱


写真=襲われる前の若い女性の肉料理

写真=襲われる前の若い女性の肉料理

ドイツ東部の小都市シュタットドルフで、若い女性の肉を忍び寄った男が喰うという猟奇的な事件が5件連続して発生し、警察は懸命に捜査を続けている。

人口10万人弱の町で発生したこの事件に対し、ドイツは国家警察まで投入して1万人体制で捜査。アメリカFBIのプロファイリング班の協力も要請して容疑者逮捕に臨んでいるという。

最初に事件が起きたのは先月20日で、レストランで食事中の女性が被害に遭った。その後は連続して発生し、目撃情報などから犯人は同一人物と見られる。食べ かけの肉が警察署に郵送されるなど、その猟奇的な犯行にドイツ全土は報道が過熱。犯人のナチス残党説や宇宙人説などが飛び交っている。

この事態に、ドイツのメルケル首相は「凄惨で残酷な事件は人類普遍の悪。警察の捜査は進んでおり、逮捕は時間の問題だ」と発言して国民に冷静になるよう呼びかけた。

この事件の特徴は、犯人が若い女性の肉だけを狙っていること。また、肉の種類は豚、牛、羊と種類はばらばらで、相当な肉好きと見られる。ただし、喰われるのは肉の部分だけで、料理に添えられているニンジンやポテトは

手をつけられていない。

犯罪心理学の権威・村井宏一氏の話
「単なる腹の減った男が、力の弱い若い女性の料理から肉を奪っているだけではないか」