静岡県がサッカー協会離脱 W杯に独自出場も


静岡県サッカー連盟は14日、日本サッカー協会に対し、同協会からの離脱を申請した。これが認められれば静岡県は今後、独自でアジアカップやW杯予選に参加できるようになる。

静岡代表はかつてホームで日本代表に勝利。02年のW杯代表には11人の県勢を送り込んでいたが、ここ数年の低迷を県内関係者は憂慮していたという。離脱の理由について杉本啓太静岡県サッカー連盟会長は、「静岡県の状況を鑑みて、正しい決断と信じている。イギリスもイングランドやウェールズで分かれているように、静岡県の実力を試したい」と語った。
しかし、認可されるか否かや、新生・日本代表に召集されている選手の代表参加は不透明で、問題の多い船出となりそうだ。日本サッカー協会の幹部は取材に対し、「静岡の実績と言うが、98年は10人も静岡県勢がいたから3連敗したんじゃないんですかね」と語った。

日本代表のエビチャ・オシム監督の話
「一度煎じた日本茶が美味しいか、不味いかは飲んでみないとわからない。個人の嗜好に大きく左右されるからだ」