【お詫び記事】偽札は二千円札(本物)と判明 長崎


写真=偽札と思われた紙幣は二千円札と判明しました

写真=偽札と思われた紙幣は二千円札と判明しました

14日、長崎市の薬局から「変な色をした見慣れないお札がある」との通報を受けた警察が実物2枚を鑑定したところ、本物の二千円札と判明した。通報したアルバイト店員(16)は、「見たこと無いお札がレジにあったから通報しただけ。額面も見たことが無いので、偽札だと思った」と話している。

この二千円札は、防犯ビデオなどから14日午前に外国人風の男が支払ったものと判明していた。警察は、鑑定結果が出る前にこの男に関する逮捕状の請求を行っていたが、先ほど取り消した。

二千円札が発行されて5年。空港での両替など以外では滅多に見ることの無い流通の実態が浮き彫りとなった出来事だった。現場に駆けつけた警官、長崎県警の偽札鑑定士、指紋採取に訪れた鑑識の全員が「外国紙幣の偽札だと思った。まさか日本の紙幣だとは…」と語り、波紋は広がり続けている。

また、この事件をニュースで知った全国で同様の「見たこと無い紙幣」発見の通報が相次いでいるが、ほとんどが二千円札と見られる。国民の多くが「二千円札を知らない」という事態を受けて、政府は「二千円札問題緊急委員会」設立を宣言した。

【お詫び】先ほどのニュース速報での「偽札発見」は、上記の通り二千円札の誤認と判明しました。間違った情報の伝達、深くお詫び申し上げます。