ピラニアが銃刀法適用へ
小泉首相は14日、取材に対し「ピラニアは凶器に値する」と語り、ピラニアを銃刀法へ適用させる法案を臨時国会に提出したい意向を示した。これは、琵琶湖でピラニアが発見されたことを受けて答えたもの。
本紙記者の「どこからが危険生物で、どこまでが安全か」の問に「君は危険生物なんだよ」と返すなど、最終的にはしつこい記者への適用を睨んでいるとの見方が強い。ピラニアはこれまで日本国内の野生環境ではほとんど観察されたことが無かったが、放流などによって野生化する可能性も指摘されてきた。
昨年末には、ピラニアを持った男がコンビニへ押し入り、現金を奪って逃走する強盗事件が発生。また、職務質問されていた男が隠し持ったピラニアで警官を襲うといったケースも多発し、今回の衆院選では大きな争点となっていた。この際、途中で捨てられたピラニアから犯人の身元が特定されるなど、法整備によって犯罪自体の減少にも繋がると見られる。
銃等法適用後は、正当な理由の無いままピラニアを持ち歩くことが禁止となり、マニアには耳の痛い問題となりそうだ。この報せを聞いたマニアの男性は、「楽しみが無くなった。理由の無いまま気楽に持ち歩くのが醍醐味なのに」と悔しがった。
犯罪社会学の権威・悪井次男博士の話
「ピラニアだけでは不十分だ。尖ったもの全部危ない。鉛筆はもちろん、爪楊枝は狂気を秘めている。法案成立は賛成で、当然でもある。危険な記者への適用も必要だろう」