南洋の呪術師が「ラッスンゴレライ」にメッセージ
南太平洋の小島に住む呪術師の男性が、日本で流行している「ラッスンゴレライ」に対して「非常に重要なメッセージ」を送っていることがわかった。オーストラリアの地元紙「カンガルー・ヘラルド」が報じている。
「ラッスンゴレライ」は、赤い衣装と黒いサングラス姿が特徴のお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」のネタ。リズムネタで大ブレイク中だが、謎のセリフ「ラッスンゴレライ」の意味は明かされておらず、憶測を呼んでいた。
同紙によると、メッセージを送っているのはオーストラリア大陸から70キロ離れたスライディーニ島に住むドノン・ベクリック・チャイコールンさん(98)。職業は呪術師で、普段はジャングルの奥地で生活をしているという。
今月19日、ドノンさんは食料購入のため一ヶ月ぶりにジャングルを出ると、スーパーマーケットの衛星テレビで偶然放送されていた日本のお笑い番組を視聴。そこで披露された「ラッスンゴレライ」に衝撃を受け、メッセージを出すことにしたという。
ドノンさんによると、ラッスンゴレライはスライディーニ島のソイーク族のペルーパにあたり、グルマッコがスンラーライする時には必ずイチャコンカイする必要があると指摘。今年は100年ぶりのペルーパだが、ラッスンゴレライは「ケッチョンバだから心配するな」としている。
ソイーク族の言語は解読されていない部分が多く、ドノンさんの「重要なメッセージ」も真意は不明。だが、ドノンさんは支援者の援助を受けてツイッターを開設しており、日本に向けて「ケッチョンバだから心配するな」とツイートし続けている。