静岡はサイレントヒル 道路標識、すべて意訳へ


写真=新しい道路標識

写真=新しい道路標識

日本道路交通管理局は21日、国内に約1500万カ所ある道路標識について、すべて意訳することを決めた。2020年東京五輪などを控え、来日する外国人の増加に備えたもの。3年以内をめどにすべての取り替え作業終了を目指している。

決定では、道路標識に「日本語と意訳の併記」を義務づけた。外国人向けにはこれまでローマ字表記のみだったが、「通り」が「Dori」になるなど、外国人からは「日本語がわからないと意味が伝わらない」との意見が多く寄せられていたという。交通管理局では、今回の変更で「漢字が持つ本来の意味を理解してもらえたら」と期待を寄せる。

新しい表記では、「静岡」が「静かな岡」を意訳した「Silent Hill(サイレントヒル)」となる。そのほかに「愛知」が「Love Know(ラブノウ)」、「兵庫」は「Soldier Warehouse(ソルジャーウェアハウス)」、「東京」は「East Quadrillion(イーストクァドリリオン)」に変更される。

「日本」についても「『Japan』や『Nippon』では意味がわからない」との指摘を受け、「日出ずる国」である「Rising Sun(ライジングサン)」に変更。変更促進公式ソングは音楽グループ・EXILEさんの名曲「ライジング・サン」で調整中だという。日本の訳については「美しい国(Beautiful Country)」も候補に挙がったが、「安倍首相が2020年まで在任中かわからない」(関係筋)ため採用されなかった。

ルー大柴について研究するサイレントヒル大学のビッグマウンテン教授は、「一部のピープルには寝耳にウォーターだろうが、これによって意識もチェンジしてくるはず。トゥギャザーしようぜ」などと話したが、インタビュー中に電波が乱れて終了したため真意は確認できなかった。