マジシャンの5割が「レオタードみたいから」


世界マジシャン協会(IMA)が20日発表したところによると、世界中でステージプロとしてイリュージョン分野で活躍する男性マジシャン1907名に行ったアンケートの結果、約5割が「アシスタントのレオタードを見たいからステージでマジックをやっている」と答えた。

ス テージマジシャンの中でも、イリュージョンと言う分野は大掛かりな道具を使い、派手な演出が特徴的。特に目を惹くのは、アシスタントのセクシー強調のドレ ス。長年、「なぜあのような恰好をさせるのか」という問い合わせがIMAには相次いでおり、今回のアンケートに踏み切った(ゴッシュマン会長:談)と言 う。

中には「私は女に興味が無い」と言った回答も見られたが、それは「私はマジックに恋してる」タイプと、単に「男が好きだから」タイプが見受けられたと言う。

日本のタナカ一光さんは「見たいからだよ」と言い切ったのに対し、アメリカのマイケル・ダグラスさんは「レイザーラモンと言うコメディアンがいるらしいね。是非アシスタントにしたい」とした。

これを受け、IMAは全世界の支部に対して「露骨で極度な露出は控えるように」「常識の範囲内で、観客の想定内で」と要求を出した。だが、「中年男性層の集客効果をになっている」という反論が相次ぎ、論議を起こしている。