米大統領選、多数の「大島」「篠田」票はすべて無効に


米公正選挙管理委員会は現地時間6日、投開票当日を迎えた大統領選挙について、「オバマ、ロムニー両氏以外への投票は一切無効」とする見解を示した。今回で57回目となる同選挙において、ここまで基本的なルールが示されるのは異例。

記者会見したフィッツジェラルド報道官は、「特定の地域から、立候補者以外の人物に向けた組織票が寄せられている。このままでは票数集計サーバーに負荷がかかり、選挙任務に影響を与えかねない」と声明発表の理由を説明した。

同 委員会のWEB上で発表された情報によると、「アジアのある国」から「Ohshima」「Shinoda」などの人物を推薦する電子メールが10000通 以上寄せられているという。委員会はこれらの票をすべて無効とし、「Ohshima」「Shinoda」を含むメールの受信を停止したが、それ以外の人名 が記されたメールも多数見られるとしている。

事態を重く見た委員会では、「大統領選にはオバマ、ロムニー両氏以外に出馬していないし、そもそもアメリカ人以外は投票できない」(フィッツジェラルド報道官)ことを周知徹底していく考え。

「Ohshima」で投票したという日本在住の男性は本紙の取材に対し、「史上最強のセンターポジションは大統領。推しメンにはそこを狙ってほしい」などと意味不明の供述を繰り返していた。