日本、W杯で予選敗退なら兵役義務の可能性


次回のサッカーW杯で日本代表が予選敗退なら、選手に兵役が課せられる可能性がでてきた。26日に行われた会見で、日本サッカー協会の川渕三郎会長が明かした。

日本の敗因を精神力の弱さと指摘した海外の記者の質問に応じたもので、「精神力と言うより、闘争心、ハングリー精神が足りない。これを上げるには、兵役義務とかの危機感をもったほうがいい」とした。

その後、「韓国はベスト16で兵役義務の免除という恩恵を受けることになっている。日本も改憲案が出ているし、予選で敗退したら兵役を課すということにしたら必死になるだろう」と自身の考えを明かした。

日本は今回のW杯で1勝もできずに敗退したが、韓国は兵役免除を懸けて戦い、アジア勢唯一の勝利を挙げた。前回W杯でも同様のことは起きており、川渕会長は大きな衝撃と感銘を受けたという。

次期新監督の人選と同時に国家体制の変革も視野に入れたサッカー協会の方針に賛否両論は必至の見通しで、今後の動きが注目される。