大統領と同席した陪審員が告白本を出版


プッシェ米大統領が地元テキサス州の陪審員に選出された際に、同じく陪審員を務めた男性がその様子を暴露した本を出版する。発売日は21日。

発 売前から注目を浴びているこの本は、「11人の怒るに怒れない男」と題され、現在はニューヨーク州に住む50歳代の男性(匿名希望)が執筆した。陪審論議 の中で、プッシェ大統領が傍若無人に振舞う様を”ありのままに”記しているという。大統領に怒ろうとも怒れない他の陪審員の苦悩が極めてシリアスに描写さ れている。

「彼(大統領)は、事件の論議をしているにも関わらず「ナデナデシテー」と駄々をこねてみたり、アフガニスタンという綴りが未だに覚えられないなど喚いたりと、邪魔ばかりしていたのです」そして、最後にはどこかへすごい勢いで飛んでいってしまい、結局、他の陪審員へ変更になったという。

ホワイトハウスはこの件について、「全ては著者の妄想であり、大統領は無事に義務を果たした、ということにしてほしい。別に大統領は飛ばない」と強調するに留まった。