サスペンスドラマの被害者慰霊祭
日本で年間200本余りが制作・放映されるテレビの人気ジャンル「2時間サスペンス」。2日、有志によって日ごろサスペンス内で殺害される被害者の慰霊祭が行われた。
この慰霊祭は、1960年代から2005年現在までに”不意の事件に巻き込まれた”被害者の方々約18000名が対象。
あるサスペンスドラマ撮影後、被害者役の男優が「ただ事件に巻き込まれて、全く浮かばれない」と話したことがきっかけで計画が立てられた。各事務所から有志を募り、結果27名が集結、2日午後4時から都内の大丸撮影所で行われた。
代表者として、「日本脇役協会」の多村研蔵理事が「我々脇役が気になり続けたことが、今回このようなかたちになったことは喜ばしい」と語った。