パウル君の脳、アメリカで精密検査へ 残りは大阪と中国が争い
先日、南アフリカワールドカップでスペインの優勝やアルゼンチンの敗退を予言し、一躍脚光を浴びたドイツの水族館のタコ「パウル君」が死亡した。原因は3年程とされるマダコの寿命が考えられているが、パウル君の予言については真相は謎のままだ。
ワー ルドカップ期間中から「イカさまだ」「タコだからタコさまだ」「未知なるパワーだ」などと騒動が起こっていたが、決定的な決着は着いていない。そこで、アメリカ自然史大学のジョニー・ウィン教授らのグループが、水族館からパウル君の遺骸を引き取り、脳を摘出した上で徹底的に調査することを発表した。既に水族館とは合意したという。これまでに物理学者アインシュタインなどの脳の研究が知られているが、タコについては初。
残りの脚の部分は、大阪と中国が買い取りの意思を表明した。大阪府の担当者は「タコ焼きにしたら絶対うまいでアレ」と話している。