メンマ密造で逮捕 割り箸から精製


2日、警視庁は違法にメンマを製造、販売したとして、自称・ハイパー・メディア・クリエイターの吉田秋宏容疑者(26)をメンマ取締法違反の疑いで逮捕した。

調べによると、吉田容疑者は7年程前の春頃からメンマを密造。自ら中郷奥地に出向いて原材料となる割り箸を確保するなど、その筋では「メンマの鬼」「メンマ界で吉田兄貴を知らなければモグリ」とまで言われた伝説的な人物だったと言う。メンマが違法化されて今年で50年を迎えるのを機に、警視庁も例年よりさらに検挙に力を入れている最中での逮捕劇だった。

今回、吉田容疑者宅から押収されたメンマは、乾燥メンマが9キロ、瓶詰めされた生メンマが8キロ。すべて吉田容疑者が自宅で密造していたと考えられ、合計の末端価格は1万円は下らないという。また、同時に原材料となる割り箸を違法に所持していたとして、割り箸取締法違反の容疑でも逮捕されている。

割り箸は9000膳が押収されたと言い、捜査関係者は「いくらなんでも多すぎる」と驚きを隠せない様子だった。同時に、押収されたメンマの質について「あれだけのメンマを自宅で作るとは、たまげている。専門機関で精査した結果、辛み、うまみ、コクがちょうど良い具合にブレンドされた『吉田スペシャル』という特製汁で割り箸を煮詰めていたようだ。美味しかった」と語り、日本国内に高級メンマを必要とする闇ルートがあることも窺わせた。