クリスマスに解散総選挙? クリスマス中止か政権持続の一択で


仙谷官房長官は21日、記者団に対して「民意が望むなら解散していいけど、投票日はクリスマスにするよ」などと発言した。投開票によって、クリスマスの中止が起こることは必至だ。解散総選挙の可能性について問われ、答えたもの。

政治と金の問題や景気対策問題で低下する内閣支持率に伴い、一部で衆議院の解散総選挙を求める声があがっていることに対し、「(解散総選挙実施なら)クリスマスに投票してもらうつもり。だけど、国民の楽しみであるイベントを潰すのは気が引けるよね。あー残念だなあ。本当に残念だ」などと発言。日程の都合からこの日以外の調整は難しいとした上で、クリスマス中止に対する業界関連団体からの反発も考慮して実現の可能性は低いとした。

こうした発言に対して野党側からは「実質的なクリスマス中止の脅しだ」などという批判が相次いだ。また、一部では「クリスマス?中止で何ら問題ない。ドーンと来いよ、総選挙」(脇井伸代議員)と歓迎する声も聞かれた。