伊達直人協会とサンタクロース協会が提携を発表


日本全国の伊達直人を束ねる日本伊達直人協会と、構成員数千万人を誇る日本サンタクロース協会は26日、共同会見を開き、資本・業務提携を結んだことを明らかにした。サンタクロース協会が提携を結ぶのは初めて。

会見で伊達直人協会の伊達直人会長は、業界シェア一位、二位の両協会の提携意義を強調。海外戦略を描く伊達直人協会と、日本国内の重点化を掲げるサンタクロース協会の狙いが一致した格好だ。

提携の内容は、お互いのクリスマス業務が一段落した今月26日に、約3億円の第三者割当増資を実施。また、伊達直人協会所有のタイガーマスク50着と、サンタクロース協会が飼育するトナカイ50頭を交換する。
これ以外にも、日本国内に強固な地盤を持つ伊達直人協会と、海外に影響力のあるサンタクロース協会間の配達員交流や、両協会が独自に持つ配達ネットワークの相互利用などが含まれる。

互いのノウハウを活用したデジタル・マーケティングやサービス・インテリジェンスを推進していくことで、これまで多発してきた「同じ家に同じプレゼントが届く」「鉢合わせした伊達直人とサンタクロースが争う」などの防止と、より一層のサービス強化・拡大を図る。

サンタクロース協会のサンタクロース会長は、「子どもたちに喜ばれるよう、サービスの質を上げていきたい」と意気込む。提携の成果が試されるのは、早くて年明けから。小学校入学児童にランドセルを届けるサンタクロースの姿が見られそうだ。