主要8カ国ゴキブリ会議(G8)が閉幕、掃討作戦開始で合意
イギリスの北アイルランドで行われた主要8カ国ゴキブリ会議(G8)は20日、本格的なゴキブリ掃討作戦を開始することで合意した。
G8は、ゴキブリ(以下、G)のライフ・バランスを議論する団体としては世界最大級。8回目を迎える今回はイギリスを議長国に、日本、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、カナダ、ロシアが参加し、Gの生息数の変動と今後の対応を協議していた。
最大の議題は、G掃討作戦における化学兵器の使用について。大型化が進むGへの対応に苦慮する日本とアメリカが「最新の冷却式スプレー」の使用解禁を求めたのに対し、ロシアは「非G道的だ」と非難。あくまで手で圧殺すべきとするロシアに対し、アメリカは「ロシアはほとんどGが生息していないのだから、事態の緊急性がわかっていない」と反論し議論は平行線をたどった。
結局、一部地域に限定して冷却式スプレーの使用は解禁され、「本格的なG掃討作戦を来月から開始する」ことで8カ国は合意。日本の関係筋は「今回は、日本の進めるゴキノミクスについて議論を深められなかった。次回の課題だ」と述べて帰国の途についた。