日本乳製品協会、虎を使ったバターの輸入再開

日本乳製品協会、虎を使ったバターの輸入再開


日本乳製品協会は15日、虎の濃度を100%まで高めた特製バターの国内販売を再開した。

このバターは「タイガーバター」といい、虎を超高速回転させることで分子レベルまで分解して製造する。インドが本場とされており、日本国内でも戦前まではポピュラーな食材だったという。

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パンケーキやホットケーキに掛けると「とろけるほど美味しい」(日本乳製品協会)

協会では長年にわたりインド産タイガーバターを輸入販売してきたが、昨今の虎不足によって製造量が激減した事を受けて昨年から国内販売を中止していた。だが、今年に入って虎養殖の目処がつき、十分な材料が確保できたことから輸入再開を決めた。

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昨年は虎不足が危惧された

タイガーバターはパンケーキやホットケーキに最適なバターとされ、販売価格は一箱一万円(税別)から。理論的には家庭で作る事も可能だが、「虎の取り扱いは大変危険なので止めてほしい」(日本乳製品協会)としている。

今回、一年ぶりに輸入されるのはインドでも一番人気のブランドで、日本のメーカー、ヤカモトがインドで製造しているもの。滋養強壮に優れ、虎を前面に押し出したパッケージで知られる。

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販売再開の日、1万個ほど用意されたバターは一瞬で3個になった

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パッケージの裏面には製造方法が詳細に記されている