無許可でドローン飛ばす 宇宙人に厳重注意

無許可でドローン飛ばす 宇宙人に厳重注意


写真=落下直前のドローン

写真=落下直前のドローン

首相官邸近くの歩道で25日、空中を浮遊していたドローン(無人飛行機)が落下し、現場は一時騒然となった。現場近くにいた宇宙人が「自分がやった」と話したため、霞ヶ関署では詳しい事情を聞いている。

落下したのはアダムスキー型と呼ばれる形をした直径40センチほどのドローン。通報を受けて駆けつけた警察官によると、ガイガーカウンターが反応するレベルの放射線を放ち、手に持っていられないほどの熱を発していた。

霞ヶ関署では落下直後から周辺を捜査し、上空を浮遊する葉巻型の母船と見られる飛行物体を発見。許可を得て立ち入り調査したところ、乗っていた宇宙人(住所不定無職)が「操作を誤って落としてしまった」と話したという。

任意の事情聴取によると、アンドロメダ星雲第25惑星から来たという宇宙人は「キャトルミューティレーションするため地上を観察していたが、操作に慣れていないので落としてしまった」と供述し、反省した様子。警察では事件性は無いと判断し、ドローンを返還して「今後は十分に安全に配慮して飛ばしてほしい」と厳重注意をするに留まった。

捜査関係者は「まったく人騒がせな宇宙人だ。ドローンがどれだけ社会問題化しているかわかっているのか」と話す一方、偶然通りかかった宇宙人に詳しいという元政治家の男性は「宇宙人は日本の友人。宇宙全体で安保法制に取り組むべき」との持論を示した。