宇宙ステーションでヘビを発見


写真=見つかったヘビ(衛星通信で受信)

写真=見つかったヘビ(衛星通信で受信)

11日午前6時ごろ、地球の上空約400キロを飛行中の国際宇宙ステーションから「ヘビがいる」と911番通報があった。NASAがカメラで確認したところ、1階トイレ部分にニシキヘビのようなものが映っており、事実と確認した。NASAのライス事務官は「構造上ありえないこと」としながらも、ヘビの捕獲とステーション内を一斉捜索することを明らかにした。

現場は、アメリカ・テキサス州の上空402キロ地点。ロシアの宇宙飛行士がトイレに入ろうとして発見し、地上に連絡した。現在、ステーション内には4人が生活しているが、誰もヘビが触れないために「冷戦状況」を強いられている。

NASAでは、ペットとして飼われていたものが逃げ出したか捨てられたとみて、取得物としてステーション内に保管し、飼い主を探している。

一方で、日本の矢追順一氏は「新種の宇宙人である可能性が高い。向こうからコンタクトを取りに来たのだから、受け止める覚悟は必要でしょう」と今後の展開に注意を促した。また、来年秋の宇宙旅行を計画している元ライブドア取締役、榎本タイ輔氏は「想定の範囲内です」とコメントするに留まった。

ニシキヘビは最近、逃げ出したものが埼玉県など各地で見つかり、問題となっている。5日夜には、ホワイトハウスの大統領執務室から体長約2メートル、胴体の直径最大約12センチのガラガラヘビが発見されている。