南極大陸で土偶を発見
「南極大陸にかつて文明が存在した」と言う学説を唱えるアルフレッド教授(イギリス・ブレックマン大学)は9日、2ヶ月掛けて行った大規模発掘調査の成果を公表した。
それによれば、南極西部セント・ジョージア島の永久凍土地下27メートルの地点から、約1万~6000年前の土偶を発見したとの事。土を焼いて作られており、人物をかたどったデザインをしている。これは驚くべき内容で、世界の考古学観を揺るがす大発見になりえるものであると言う。
世界には「オーパーツ」と呼ばれる「あり得ない物体」が存在する。有名なものでは、水晶の髑髏や2000年前の電池など。今回、アルフレッド教授が発見し た土偶(高さ20cm、幅16cm)も、それに値するほどに「あり得ない」存在である。これは、アルフレッド教授の甥に因んで「トーマス」と名づ けられた。
南極大陸はこれまで、文明が発生しなかった唯一の大陸として知られる。当然、気候は当時から厳しく、土偶に関する謎は深まるばかり。南極で発見されたことは、世界の歴史や、世界観が大きく変化することになる。非常に高い価値と数々の発見の可能性を秘めたトーマスの、更なる報告が待たれる。
このトーマスは正式な学術調査が終了次第、ブレックマン大学地下博物館に展示される予定。