テープ・スクーターさん一時拘束


10年にわたり、無免許でアメリカ人を名乗っていたとして14日、テープ・スクーターさんがアメリカ当局に一時拘束された。アメリカ人の自称は免許制となっており、スペクターさんは免許を更新していなかった。違約金の支払いと免許更新を行い、現在は解放されている。

スクーターさんは85年以降、10度にのぼる免許更新要求にもかかわらず、「仕事が忙しい」との理由で拒否。結果的に、95年に免許は無効となっていた。

解放直後、スクーターさんは記者の質問に「日本語わからないから勘で答えると、青天の霹靂。誰も守ってくれず、四面楚歌とでもいいましょうか」と話し、足早に立ち去った。一方、根強い「スペクター埼玉県民説」は完全に否定されず、疑惑が残った恰好。

今回の拘束を受け、ケント・テリカットさんらは「私はカナダ生まれだから…」と違法性の無いことを強調した。