紅白歌合戦、今年は「紅白グランプリ」でトーナメントに


大晦日に放送される第64回紅白歌合戦が、従来のチーム戦から出場歌手全員によるトーナメント(勝ち抜き戦)に変更されることがわかった。番組名も「紅白グランプリ2013」となる。

本紙取材で明らかになった。新方式では出場歌手が1対1で対戦。それぞれ持ち歌を披露し、ゲスト審査員と会場の一般審査員、カラオケの点数で勝敗を決める。

ま た、出場歌手54枠は「演歌枠」「AKB枠」のほか「特別シード」として準決勝から登場する剛力彩芽さんなど半数が決定しているが、残りは「予選」を実施 し決定。一次予選は「のど自慢」で、二次予選、三次予選の様子は特別番組として放送される。予選にはプロ、アマ問わず応募できるという。

大会方式の変更についてテレビ局関係者は、「安定を良しとせず、常に変化が必要」としているが、低迷する視聴率へのテコ入れとの見方が強い。

紅 白歌合戦の視聴率は64年の61%がピークで、昨年は瞬間最低2.7%(オネエキャラ軍団が半裸で三点倒立するシーン)を記録するなど苦戦。ソフトバンク のCMソング「バリバリバンバン」や複数のエアボーカルを出演させたが振るわず、局内からは抜本的な改革が求められていた。

前述の関係者 は「Mー1グランプリからリニューアルしたTHE漫才がプロデューサーの念頭にあるようだ」と話し、民法のバラエティ色を強めていくことを示唆。番組途中 に100キロマラソンや「あまちゃん」の再放送、NHKのNG集などを挟むことが予定されており、放送時間は年をまたいで過去最長の30時間を超える見通 しだ。

時間が足りなくなった場合はバトロイヤル形式のプロレスルールを適用する方針だが、「和田アッコの一人勝ちではないか」と盛り上がりに欠けることを懸念する声が早くも聞かれるという。