「イナズマイレブンはサッカーではない」市教委、非実在スポーツに警告


山梨県西アルプス市教育委員会は20日、ゲームやマンガにおける「非実在スポーツ」を信じないよう注意を呼びかける文書を、市内の小中高校に配布していたことを明らかにした。

文 書では、「人が空を飛んだり、光線を出したり、球が消えたり、もはやこれは健全なスポーツとは呼べない」と指摘。信じ込んだ子どもが真似てケガをしたり、 万が一技を成功させた場合に友達から仲間外れに会ったり、スポーツのパワーバランスが崩壊する可能性があるとしている。

「非実在スポーツ」の対象となっているのは「テニスの王子様」「イナズマイレブン」「黒子のバスケ」といった近年の作品や、「巨人の星」や「キャプテン翼」など発表から数十年経ったものなど含め31種類に上る。

市教育は「非実在スポーツは、学校で教えているサッカー、バスケ、野球、テニスとは明らかに違う『何か』だ。そもそもサッカーと言ったら主人公はFWが通例なのに、なぜGKなのか」と怒りの声明を発表した。

この文書を受け取った女子高生(18)は「そもそもイナイレや黒バスは、スポーツじゃなくてキャラ同士の(当社判断により伏せ字)を楽しむもの。そこをわかってない┌(┌^O^)┐」と首を傾げる。

市教委では今後、圧倒的な強豪校や超人的能力、ライバルなどの現れないオリジナルスポーツマンガを制作、配布する方針だ。