安部内閣、閣僚同士の私語など「交流」禁止 「お友達」批判受け


管官房長官は30日の閣議後会見で「閣僚同士の私語など、個人的な交流を当面の間禁止する」と述べた。違反した閣僚には、1回につき1000円の罰金が科せられるという。「お友達内閣」など一部メディアからの批判をかわす狙いがあるとみられる。

禁止されるのは、親しい友人同士との印象を与えかねない私的な会話や、閣議で目を合わせるなど「閣僚同士の仲がよさそうに見えるすべての行為」(管官房長官)。
また、緊張感が感じられないとの理由で、閣議中や記者会見での笑顔も禁止となる見通しだ。その他、閣僚間におけるSNSサイトfacebookの「友達登録」や、短文投稿サイトTwitterの相互フォローなども解除を推奨していく方針。
すでにこの日の閣議からスタートしており、閣議中にニヤついた甘利経産相が罰金3000円を支払ったことも明かされた。

首相の側近や信頼のおける人物を配した安部内閣は、一部メディアから「お友達内閣」と批判を浴びてきた。今回の禁止策は、「絶交内閣、犬猿内閣の誕生だ。閣僚同士の交流を断ち、お友達批判を鎮静化させたいのではないか」(政治コメンテーター)との見方が強い。

こうした取り組みに対し街からは、「内閣は信頼できる人を置いて、何でも言い合える仲間であるべきなんじゃないか。これは会社と一緒ですよ」(60代男性・会社経営)、「友達批判されたら絶交とか、小学生か」(40代女性・主婦)など批判的な声が目立った。