「初代たまごっち」「ドリームキャスト」など絶滅指定に レッドリスト新版が公表


写真上=たまごっち、中央=せがた三四郎、下=湯川専務

写真上=たまごっち、中央=せがた三四郎、下=湯川専務

環境省と文科省は28日、絶滅の恐れがある国内の生物を分類した「レッドリスト新版」を公表し、これまで絶滅危惧種だった「初代たまごっち」など3種を絶滅に指定した。

レッドリストでは、国内のおよそ44000種の生物について調査・分析し、絶滅の危険性をランクごとに分類する。今回は初めて文科省が参加し、人々の記憶から消え去る「文化的絶滅」が調査内容に追加された。

新 たに絶滅に指定された「初代たまごっち」は、90年代後半に一世を風靡した育成型ゲーム。かつては国内で日常的に見られたが、需要をはるかに超える販売戦 略で大量の在庫を生み、生育環境が悪化。00年代に入ると著しく減少したとされる。販売戦略を修正した「現代版たまごっち」は一定の生息数を誇るが、国内 のおもちゃ屋をすべて調査した結果、「初代」をストックしている店舗はゼロだったことから絶滅と判断したという。

ほかに絶滅指定を受けた のは、「セガサターン」(亜種とされる「せがた三四郎」を含む)、「ドリームキャスト」(亜種とされる「湯川専務」を含む)。両種とも数年前から姿が確認 されておらず、Yahoo!オークションでも出品されないことからゲームハードの生存競争に敗れたと結論付けた。

絶滅が懸念される「絶滅 危惧種」には、安価な類似品によって市場が崩壊した「電脳犬アイボ」、一部で愛好家による保護の動きがあるものの正確な生存数が不明とされる「ゲーム キューブ」、コロコロコミックでのマンガ連載終了と同時に生息数が激減している「スーパービーダマン系統のビーダマン」、かつてのキング・オブ・ノートの 表紙イラストだった「326(みつる)」が追加された。

その一方で、絶滅したと考えられきた「ミニ四ファイター」、「中村名人」は、ミニ四駆とハイパーヨーヨー人気の復活により生存が確認され、絶滅リストから消去されている。

※お知らせ
記事配信後、「たまごっちを見た」「たまごっちは生きている」などの情報が寄せられております。
本紙では寄せられた情報を環境省・文科省に提出する方針です。
ドリームキャスト、セガサターンについても自宅押し入れなどで飼育している方は関係省庁まで連絡をお願いいたします。