歌合戦の露出に抗議が殺到 サウジアラビアで


写真=紅白歌合戦で露出が問題となった例

写真=紅白歌合戦で露出が問題となった例

サウジアラビアで12月31日に行われた「国王記念歌合戦」で、女性バックダンサーたちが顔を露出したように見えたことに対して、放送したSD−TVに抗議が殺到している。

問 題の場面は、10時30分ごろに登場した歌手DJテルーヤの女性バックダンサー20人。「アリ・メジェド・クリ・サッフーラ」のサビ部分で突然、顔を覆っていたベール(アバヤ)を脱ぎだしたとい う。その下には「素顔」が見えたが、実際は精巧に顔の描かれたアバヤを着用していた。

イスラム教であるサウジアラビアで女性のアバヤ着用は義務付けられており、パフォーマンスを見た視聴者からは「ふざけすぎ」「素顔ではないのか」「神の天罰が下るだろう」と抗議が殺到した。

「演出は本番まで知らなかった」とするSD−TVは放送後にDJテルーヤの所属事務所とレコード会社に抗議。しかし、サウジアラビアの同歌合戦はイスラム諸国にも国際放送されているだけに、騒ぎは国外にも飛び火している。

サウジアラビアで文房具店を経営するジャリ・アフ・ドフーラさんは「SD−TVとDJテルーヤは許せない」と話した。